中卒でも稼げる仕事は?ITが「学歴不問で稼げる」理由を現役の課長が解説
「中卒は稼げない」は嘘──俺の数字で証明する
まず、いちばん言いたいことから書く。「中卒だから稼げない」は、データじゃなくて思い込みだ。なぜそう言い切れるか。俺自身がそうじゃなかったからだ。
俺は中学の成績がオール1。高校にも行っていない。フリーターの頃は、求人票の「大卒以上」の4文字で、応募する前から弾かれていた。バイトの時給は800円とか900円。「中卒の俺に、まともな仕事なんてあるわけない」と本気で思っていた。
でも、IT派遣に入ってから景色が変わった。最初は単価の低い現場からだ。そこで資格を取って、現場で結果を出して、単価を上げていった。気づいたら月収100万を超えていた。良い月で140万。中卒のまま、派遣のままだ。そこからさらに、間に入っていた会社の中抜き(=俺の働きの一部を抜かれていた取り分)を外したら、年収1,400万になった。最後は現場から「うちの社員になってくれ」と請われて、正社員、そして課長になった。
言いたいのは「俺がスゴい」じゃない。中卒でも、入る仕事を間違えなければ、稼げる世界は実在するということだ。学歴は、入り口さえ越えれば、そのあとはほとんど効かなくなる。
ITが「学歴不問で稼げる」3つの理由
世の中の仕事の多くは、入り口で学歴を見られる。でもITは違った。なぜITだけ、中卒の俺を受け入れて、しかも高い給料を払ってくれたのか。理由は3つある。
理由1:人手が足りなすぎて、学歴を見ている余裕がない
ITの現場は、とにかく人が足りない。スマホ、ネット、会社のシステム──全部の裏側でITの人が動いている。需要が増え続けているのに、できる人が足りない。だから「大卒しか採らない」なんて言っていたら、現場が回らない。
例えるなら、台風の夜に屋根の雨漏りを直してくれる職人がいたとして、その職人に「あなた大卒ですか?」なんて聞く人はいない。「直せるかどうか」が全てだ。ITの人手不足は、まさにそれと同じ状態が、もう何年も続いている。
理由2:結果がその場で出るから、学歴で誤魔化せない
ITの仕事は、やったことがその日に結果になる。機器を設定したら、通信が通るか通らないか、画面にハッキリ出る。プログラムを書いたら、動くか動かないかが一発でわかる。
これは中卒にとって、めちゃくちゃ有利だ。なぜなら「学歴は低いけど、結果は出してます」が、誰の目にも見える形で証明できるから。逆に、立派な大学を出ていても結果が出せなければバレる。学歴という飾りが効かない、実力勝負の世界。これが中卒の追い風になる。
理由3:資格を取れば、学歴の代わりの「武器」になる
ITには、学歴の代わりになる資格がたくさんある。俺が最初に取ったのはCCNA(ネットワークの入門資格)。参考書は¥3,800の黒本1冊、独学で半年かけて受かった。
資格は「学歴フィルター」を物理的に飛び越える、数少ない武器だ。履歴書に「中卒」と「CCNA合格」が並んでいると、相手の見方が変わる。「学校の勉強はできなかったかもしれないが、必要な勉強はちゃんとやり切れる人だ」と。しかもITの資格は、ひとつ取るごとに単価(=あなたの値段)が上がる。学歴と違って、いくつでも積み増せる。これが大きい。
中卒が稼ぐ最短ルート:IT派遣の入り口 → 資格 → 単価
「ITが稼げるのはわかった。でも未経験の中卒が、どこから入るんだ?」という話をする。俺が通った道は、シンプルに3ステップだ。
ステップ1:IT派遣に登録して、入り口に立つ
いきなり正社員を狙うと、また「大卒以上」の壁にぶつかる。だから最初はIT派遣から入る。派遣会社は「現場で動けるか」で見てくれることが多くて、学歴の壁を一段飛び越えられる。担当者が未経験OKの現場を紹介してくれるから、自分で求人票と睨めっこして弾かれ続ける必要がない。
ステップ2:現場に入ったら、その日から資格を取る
入り口に入れても、そこで止まると単価は上がらない。入ったその日から、夜に資格の勉強を始める。昼は現場で機器を触り、夜は参考書を読む。仕事と勉強が同じ方向を向くから、どっちも速く伸びる。これが独学のいちばんの近道だ。
ステップ3:資格と実績で、単価を上げていく
資格を取り、現場で結果を出すと、次の現場の単価が上がる。CCNAの次はCCNP(ひとつ上のネットワーク資格)、というふうに積み上げる。単価が上がれば、月収が上がる。俺はこれを繰り返して、月収100〜140万まで持っていった。一発逆転じゃない。地味な積み上げの結果だ。
登録しておきたいIT派遣サービス
下は、中卒・高卒・未経験でも登録でき、ITの現場につながりやすいタイプのサービスだ。どれも登録は無料。まず2〜3社に登録して、担当者と話してみるところから始めればいい。1社だけだと「比べる」ができないから、複数登録して担当者の質を見比べるのがコツだ。
中卒のNが薦めるIT派遣サービス【比較は近日掲載】
「未経験の入り口に強い会社」と「資格を活かして単価を上げやすい特化型」を、実際の評判から比べた記事を、近いうちにここに載せる。登録はどれも無料だ。先に「中卒がITで稼ぐまでの地図」全体をつかみたいなら、教材を見ておくと、どの順番で動けばいいかが一気にわかる。
教材で稼ぐ地図を見る →甘くない話も正直に書いておく
ここまで「中卒でも稼げる」と書いてきたが、夢物語にはしたくない。最後に、正直な話を3つ書く。これを知らずに入ると、入り口で心が折れるからだ。
- 最初の単価は低い。未経験で入った最初の現場は、給料が安い。俺もそうだった。ここで「やっぱり中卒はダメだ」と辞めると、そこで終わる。最初の安さは、資格と実績で上書きしていくものと知っておく。
- 勉強し続ける必要がある。ITは変化が速い。資格を1個取って終わりじゃなく、働きながらずっと学び続ける。逆に言えば、勉強をやめない人だけが学歴を抜き返せる世界だ。
- 入り口を間違えると消耗する。同じ「IT派遣」でも、ただ人を使い捨てる現場もある。育てる気のない会社に入ると、単価も上がらず疲れるだけ。だから入り口=どの派遣会社に登録するかは、ちゃんと比べて選ぶ。ここを雑にやると、せっかくのITの追い風を活かせない。
つまり、「中卒でもITは稼げる。ただし、入り口を間違えず、勉強をやめなければ」。この条件付きが、俺が言える正直な結論だ。条件さえ守れば、学歴は本当に関係なくなる。それは俺の年収1,400万が証明している。
「中卒の俺が、どう稼げるようになったか」全部書いた
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