トップブログキャリア・這い上がり方 > インフラエンジニアになるロードマップ
📣 本記事には、アフィリエイト広告(PR)を含みます。紹介している会社はすべて、無料で登録できるものです。

中卒からインフラエンジニアになるロードマップ【未経験→年収1,400万までの道筋】

📂 キャリア・這い上がり方 • 最終更新 2026-06
N
中卒のN(@jhs_se)
中学はオール1。求人票の「大卒以上」で弾かれ続けたフリーターから、IT派遣に入って、最後は大手通信の課長まで。派遣のまま年収1,400万まで行った時期もある。
「インフラエンジニアになるには、何から始めればいいの?」――中卒の俺が、実際に歩いた順番で答える。結論、IT派遣の入り口に入って、現場で機器を触りながら資格を取っていく。それだけだ。この記事は、その道のりを「0年目・2年目・5年目」の段階に分けた、迷わないための地図だ。
IT派遣に登録 A CCNA 基礎の証明 P CCNP 構築・設計 ¥ 単価アップ 中抜きを外す 請われて正社員 年収1,400万 課長
入り口(IT派遣)から、CCNA→CCNPで単価を上げ、請われて正社員、そして課長へ。中卒の俺が歩いた一本道。

そもそもインフラエンジニアって何をする人?

インフラエンジニアは、ざっくり言うと「会社のIT土台を作って、止まらないように守る人」だ。インフラとは「土台」のこと。家でいう水道や電気にあたる、ネットワーク(通信の道)やサーバー(データを置く場所)を組んで、動かし続ける。

その中でも、通信の道を専門にするのが「ネットワークエンジニア」。スマホで動画が止まらず流れるのも、こういう人が裏で道を整えているからだ。派手さはない。でも、止まったら全員が困る。だから需要が消えない。ここが大事なポイントだ。

なぜ中卒の最短ルートが「インフラ系」なのか

同じITでも、アプリやゲームを作るプログラマーは、最初に求められる土台知識が多くて、未経験・無学歴だと入り口が遠い。一方でインフラ系は、「現場でやれるか」で評価される世界だ。理由は3つ。

  • 結果がその日に出る。機器を設定したら、通信が通るか通らないかが、その日にハッキリ出る。学歴では誤魔化せない代わりに、できれば学歴は関係なくなる。
  • 人手が足りない。土台を支える仕事は地味で、人気が偏る。「やれる人」なら学歴を問わない文化が根づいている。
  • 資格が学歴の代わりになる。後で話すCCNAのような資格が、「この人は基礎をわかってる」という証明書になる。紙1枚で、大卒の壁を物理的に飛び越えられる。
💡 ポイント:いきなり完璧を目指さなくていい。「入り口に入る → 現場で触る → 資格で証明する」を、この順番でぐるぐる回すだけ。回すほど単価(=もらえるお金)が上がっていく。

段階別ロードマップ・4ステップ

俺が実際に通った道を、時間の流れで4つに分ける。ここを上から順にたどれば、いまどこにいて、次に何をやればいいかが見える。

STEP 0 ・ 0年目 入り口 / 年収300万前後 STEP 1 ・ 2年目 CCNA / 年収400〜500万 STEP 2 ・ 5年目 CCNP・構築 / 月収100万超 STEP 3 ・ その先 中抜きを外す 年収1,400万→課長
段を1つ上るごとに、もらえるお金が増えていく。才能ではなく、順番の話だ。

STEP 0|0年目:IT派遣に登録して、入り口に入る

最初の一歩は、就職活動でも資格でもない。「IT専門の派遣会社に登録する」ことだ。直接応募は「大卒以上」のフィルターで弾かれやすいけど、派遣会社経由なら、担当者が「現場で動けるか」で見てくれる。ここで壁を一段飛び越える。

最初に紹介されやすいのは、「監視オペレーター」や「キッティング」と呼ばれる入り口の仕事だ。監視は、画面を見て異常がないか見張る役。キッティングは、新しいパソコンや機器の初期設定を並べてやる役。地味だけど、ここで現場の言葉と空気を覚える。この時点での年収は、300万前後。低い。でも、ここは通過点だ。

STEP 1|2年目:CCNAを取って、単価を上げる

入り口に入れたら、入ったその日から資格の勉強を始める。俺が最初に取ったのはCCNA(ネットワークの登竜門と言われる資格)。参考書は¥3,800の黒本1冊。それを独学で半年、現場で機器を触りながら夜に読んで、受かった。

資格を取ると何が変わるか。「単価」が変わる。単価とは、派遣会社が現場からもらう、あなた1人あたりの金額のこと。資格があると「基礎はわかってる人」として、より上の現場に出せる。仕事と勉強が同じ方向を向くから、どっちも一気に伸びる。ここで年収は400〜500万の世界に入っていく

STEP 2|5年目:構築・設計に進んで、単価を倍にする

監視や設定に慣れたら、次は「構築」に進む。構築とは、すでにある道を見張るだけでなく、自分でゼロから道を組み立てる仕事。さらにその先が「設計」で、「どんな土台を作るか」を最初に絵に描く役だ。上流に行くほど、もらえるお金は跳ね上がる。

このあたりで、上位資格のCCNP(CCNAの一段上)を取りに行く。基礎の証明から、「任せられる人」の証明に変わる。俺はこの頃、複数の現場の案件を並行してこなして、月収100〜140万まで来ていた。資格と現場経験が、ちゃんと単価に乗ってくる時期だ。

STEP 3|中抜きを外して、年収1,400万、そして課長へ

そして36歳。俺は大手通信B社の現場に、派遣で入った。学歴で何度も断られたA社とは別の会社だ。ここで現場の信頼を積んで、間に入っていた「中抜き」(=あなたの給料から手数料を引いていく会社の連なり)を外したとき、派遣のまま年収1,400万まで届いた。

最後は、その働きを見ていた会社から「正社員にならないか」と請われて、正社員になり、課長になった。中卒・オール1のフリーターだった俺の、これが現在地だ。最初からこの絵が見えていたわけじゃない。STEP 0から順に、目の前の一段を上っただけだ。

各段で「取る資格」だけ、もう一度まとめる

迷ったら資格に戻ればいい。インフラ系は、資格と現場経験がそのまま単価に乗る、わかりやすい世界だ。

  • 0〜2年目:まずはCCNA。ネットワークの基礎の証明。¥3,800の黒本1冊+独学でいい。これが最初の武器になる。
  • 3〜5年目CCNP。CCNAの一段上で、「構築・設計を任せられる人」の証明。単価が一気に変わる。
  • その都度:現場で出てくる機器やクラウドの周辺資格を、必要になったぶんだけ足していく。先取りで全部やる必要はない。

ロードマップで詰まる人の、共通点

20年以上この世界を見てきて、途中で止まる人にはハッキリ共通点がある。能力じゃない。進み方のクセだ。

  • 入り口で完璧を目指す。全部わかってから登録しようとして、結局ずっと登録しない。順番が逆だ。入ってから現場で覚える。
  • 資格を「後回し」にする。現場が忙しいのを言い訳に、勉強をやめる。資格が止まると、単価も止まる。入った日から始めるのが正解。
  • 1社だけで決める。最初に登録した派遣会社の担当が合わなかっただけで、「向いてない」と勘違いしてやめる。担当者は会社で変わる。2〜3社に登録して比べればいい。

逆に言えば、この3つを避けるだけで、たいていの人は止まらず登り続けられる。才能の話じゃない。順番の話だ。

STEP 0をどこで踏むか:IT派遣の入り口

このロードマップは、STEP 0の「IT派遣に登録する」が踏めないと、1ミリも進まない。そして、どの派遣会社を選ぶかで、紹介される現場も、その後の伸びも変わる。登録はどれも無料。まず2〜3社に登録して、担当者と話してみるところから始めればいい。

📋 選び方は別記事へ

どのIT派遣会社を選ぶか、3つの基準で比べた

「未経験の入り口に強い会社」と「資格を活かして単価を上げる特化型」を、3つの基準で見分ける方法を、別の記事にまとめている。STEP 0を踏む前に、こっちを先に読んでおくと迷わない。実リンクのある比較は、その記事に集約していく。

IT派遣会社の選び方を読む →
📌 今日の一歩:紙に1行だけ書く。「今夜、IT派遣に1社登録する」。スマホのメモじゃなく、紙に手で。スマホは誘惑が多くて、書いた言葉が頭に入る前に気が散る。STEP 0は、その1行から始まる。

関連記事

「中卒の俺が、どう這い上がったか」全部書いた

求人票で弾かれた夜から、IT派遣の入り口、CCNA、構築・設計、派遣のまま年収1,400万、そして請われて課長になるまで。この道のりの全記録を、教材にまとめました。

教材を見る(¥9,800〜)→